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2022.02.21
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【会長ブログ 「経営の勘所」 第15回】

 

    ❖今さら聞けない「コーチング」とは何だ?(第5章)

     

株式会社日本マネジメント協会東部  会長 大内 光郎

 

2.承認とは

承認とは、部下を認める、感謝することである。つまり、人間尊重である。

承認することにより部下を効果的に動機づけできる。

部下だって、オイと呼ばれるよりも名前を呼ばれた方が、気分がいいはずだし、オイ山田よりも山田さん(君)の方がいいに決まっている。

また、朝夕などの挨拶がなければ、腹が立つのである。情報やアイデアを貰ったり何か手伝ってもらったりしたら、感謝の気持ちを伝えるべきだし‥。こう考えると承認スキルは特別、コーチングと言わなくたって、社会人として当たりまえのことばかりである。

仕事の出来映えについても、良いとかダメだとか評価を伝える際の基本ルールとしては、誉めてから否定することがコツでもある。特に、部下は、結果評価はもとより、プロセス(経過)評価を気にするものである。

部下と何かを約束したらスピーディに約束を果たす、これも大事なことである。

「○○さんに作ってもらった資料みんな喜んでいたよ」「○○さんのおかげで助かった」などのように、I、We、Youを入れることもコツである。

 

3.質問スキル

1)部下を成長させる質問は、■拡大質問 ■肯定質問 ■未来質問 

2)チャンクダウン(言葉をほぐすこと)の活用

相手の『言葉の塊を具体的な言葉にほぐし深掘りする』ことが秘訣である。そうすることによって対話のつながりが出来るし、より具体的に考なければ答えられないので、考える習慣が身につくのである。

What、Why、Howの拡大質問を使う。

例①  部下 「研修から戻りました」  

上司A 「ごくろうさん…。それよりも、例の件、急いでくれよ!』

例②   部下 「研修から戻りました」  

上司B 「お疲れさま。どうだった?

 部下 「はい。勉強になりました」

上司B 「良かったね。どんな点が勉強になったの?

 部下 「はい。○○が勉強になりました」

上司B 「ほう○○ね。私に少し教えてくれないかな?

    3)ポジティブな質問が効果的

否定質問(○○さん、どうしてうまくいかないのだね?)

肯定質問(○〇さん、どうしたらうまくいくと思う?)

  

過去質問(○○さん、どうしてそのようにやらなかったのだね?)

未来質問(○○さん、どうしたらそのようにやれると思う?)

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