プライバシーポリシー
トップページ > お知らせ一覧 > 【連載シリーズ(全10回)】「令和の人づくり ― 組織を強くする人材育成の本質」
2026.07.04
【連載シリーズ(全10回)】「令和の人づくり ― 組織を強くする人材育成の本質」

【第2回】「組織は人なり」を実感するとき


「企業は人なり」という言葉があります。


これを「組織は人なり」と言い換えれば、業種や法人格を問わず、すべての組織に当てはまるでしょう。


この言葉の重みを本当に実感するのは、実は順調なときではありません。


優秀なリーダーが異動したとき、ベテランが退職したとき、予期せぬ危機に直面したとき。


そのときにビクともせず前に進める組織こそ、日頃から「人が育っている組織」です。


逆に、特定の誰かに依存していた組織は、その人がいなくなった途端に機能不全に陥ります。


つまり、人材育成とは目の前の戦力補充ではなく、長期的な視野に立った組織づくりそのものです。


「人は城、人は石垣、人は堀」という戦国時代の言葉がありますが、令和の今も本質は変わりません。


しかし、人は一朝一夕には育ちません。


だからこそ、計画的に、継続的に取り組む必要があります。


「今は忙しいから後回し」を続けた組織は、数年後に人材の空洞化という大きなツケを払うことになります。


もう一つ大切な視点があります。


人材育成は組織のためだけではなく、働く人自身の成長のためにもあるということです。


「自分にもできた」「ここまで成長した」という実感こそが、やりがいの本質です。


人は、自らの判断で動き、自分の力でやり遂げたときに、最もモチベーションが高まります。


育成とは、組織の未来をつくると同時に、そこで働く一人ひとりの未来もつくる営みです。


この両輪を意識することが、令和の人づくりの出発点になります。


ページトップへ