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2026.06.27
【連載シリーズ(全10回)】「令和の人づくり ― 組織を強くする人材育成の本質」

【第1回】なぜ今、「人を育てる」を問い直すのか


「人が大事」

この言葉に異論を挟む人はいないでしょう。

しかし、その取り組みの実態は、組織によって大きく二極化しています。

「教育どころではない、まず行動だ」と号令をかける組織がある一方で、「どんな状況でも、動くのは人だ」と粘り強く育成に投資し続ける組織もあります。

どちらの組織が5年後、10年後に力強く前進しているか。

答えは明らかではないでしょうか。

AIが日常業務に入り込み、リモートワークが当たり前になり、働く人の価値観も多様化した令和の今。

「人を育てる」の中身そのものが大きく変わりつつあります。

かつて求められたのは、「辛抱強く、協調性があり、横並びで動ける人材」でした。

右肩上がりの時代は、周囲と同じことをしていても成果が出たからです。

しかし今、組織が必要としているのはまったく異なるタイプの人材です。

自分の頭で考え、変化に柔軟に対応し、周囲と協働しながらも独自の強みを発揮できる人。

言い換えれば、「指示待ち」ではなく「自ら動ける」人材です。

では、そうした人材をどう育てるのか? 

実は、その答えの多くは昔から言われてきた「基本」の中にあります。

ただし、基本をそのまま当てはめるのではなく、今の時代に合わせて再解釈し、実践の仕方をアップデートすることが大切です。

本シリーズでは、人材育成の原理原則を令和の視点でとらえ直し、明日から使える考え方をお届けします。

企業はもちろん、JA、自治体、各種法人など、人が集まって動く組織すべてに通じる内容です。

ぜひ最後までお付き合いください。

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